バスケはボールをリングに入れると得点になる競技で、見ているぶんには簡単そうに見えるシュートですが、実際にやってみると意外とボールが飛ばなかったりリングに通すのは難しいです。
私もバスケを始めた当初はへなちょこシュートで遠目の週ーとは全く届かず、近くであってもリングに正確に入れられるようになるまでには時間がかかりました。
今回はバスケ初心者女子へシュートが上手くなるコツや意識、練習方法を私が今まで経験したことから紹介していきたいと思います。
バスケ初心者でも練習すればシュートも綺麗にできるようになりますし、シュート確率も上がりますので頑張りましょう!
バスケ初心者が知っておきたいシュートの種類!
バスケにはいろんな種類があり、バスケ経験者の私でもできないシュートもあるほどです。(ダンクなど…)
バスケのシュートポイントの種類は、2ポイントシュート、3ポイントシュート、フリースロー(1回入ると1ポイント)の3種類。
ここでは比較的近くでシュートできる2ポイントとフリースローの基本的なシュートとバスケを初めて間もない方も使いやすいシュートの種類を紹介していきます。
これらのシュートができるだけでも問題なく練習や試合に参加できることができまるので、いろんなシュートを練習する前にこれらのシュートをまずは磨き上げましょう!
レイアップシュート
このシュートは基本中の基本で、手がゴールに近い状態でシュートができるのでシュート確率も高いです。
ドリブルをした後にキャッチしたら2歩ステップを踏んで片手でシュートするのがレイアップで、ボールの右側からシュートするのであれば右手でシュート、左側は左手になります。
ボールをもった後のステップは、右手シュートの場合は右左、左手シュートの場合は左右になります。
ステップを間違えると体幹が鍛えられていればいいですが、最初のうちは筋力も弱くバランスが崩れシュートしにくくなりますのでステップはとっても大事です。
レイアップは初心者女子で力が弱くても、ゴールの近くからシュートするのでボールが届かないという心配もなくシュートすることができます。
両手で最後のリリースをする方もいますが、片手の方がディフェンスからボールを守ることができるのとコントロールも片手の方がいいので片手で練習しましょう。
レイバックシュート
レイバックシュートはレイアップシュートに似ているシュートの仕方になります。
違いはレイアップがリングの斜め正面からに対して、レイバックはリングの裏を通過し後ろ向きでシュートします。
私はバスケを初めて1番最初にかっこいいと思ったシュートがレイバックだったので、たくさん練習したおかげで中学生の時に1番得意なシュートでした。
始めはもちろん上を向いた状態でシュートをするので難しかったですが、レイアップと同じステップなので一連の流れに慣れてくれば上手くなってきます。
フックシュート
フックシュートは体がリングに足して横を見向いているときに使うシュートになります。
どんな時に使うかというと、リングまであと少しなのに自分より大きいディフェンスにつかれていたり、ディフェンスを抜けないけどシュートしたい時にカットされずにシュートすることができます。
片手でボールをコントロールできるようになってくるとボールにアーチをかけられるようになるので、大きい相手の上をボールが通過してくれます。
私は身長が高いのにディフェンスを抜く技術があまりなかった小学生時代にこのシュートをよく使っていました。
早く動くのが苦手という方にもおすすめのシュートになるので、ぜひ試してみてください。
ジャンプシュート
ジャンプシュートもバスケの基本的なシュートで、ジャンプして1番高い位置に足しいたときにボールを頭の上からリリースするシュートになります。
このシュートは私がバスケを初めて間もない頃に、リングに届かないという理由でかなり苦労しました。
始めのうちはボールをシュートの感覚が身についていないのと、腕の力でボールを投げようとしていたのでボールの重みと遠くに投げようと一生懸命になりよく疲れていました。
みなさんは肘が曲がってるところからまっすぐになるパワーと手首のスナップのパワーを使ってシュートしてください。
一生懸命ボールを投げようとすると力が入って、肘やいてきびがガチガチになり間接の勢いを失ってしますのでリラックスした状態でシュートしましょう。
バンクシュート
ジャンプシュートやフリースロー、3ポイントなどほとんどのシュートが直接リングを狙うのに対して、バンクシュートはリングがついているボードにボールを当ててシュートするシュート方法になります。
シュートの形はジャンプシュートと同じですが、ディフェンスの位置によってはボードに当ててシュートした方が、ディフェンスの手に触れずにシュートできることもあります。
リングに近くてリングの斜め横からの場合は、ボードを使った方がシュートの確率がいいかもしれません。自分がやりやすい方を見つけましょう。
私の場合はバンクシュートが苦手で直接リングに入れることの方が多いです。
というのもバンクシュートは強くボードに当てると、いくら当てる位置が正しかったとしても弾かれてリングに入りません。
逆に弱すぎてもリングに入らず、私的にはリングを直接狙うよりも難しく感じつことがあります。
ゴール下であれば問題ないですが、少し離れたシュートでバンクシュート狙うのはたくさん練習が必要です。
フリースロー
フリースローはシュートしようとした時にファールをさえた時などにもらえる特別なシュートです。
誰にも邪魔されずにフリースローラインからシュートすることができ、シュートの方法も自由なので線を踏まなければどんなシュートでもオッケーです。
みなさんも知っているかもしれませんが、有名なスラムダンクの桜木花道は両足の間から両手でシュートしています。
もちろんこれもありですが、確率はよくないと思うのでみなさんはしっかり立った状態でシュートしましょう。
私は最初フリースローが届かなかったのでジャンプと共にシュートしていました。
特にバスケ初心者の女子にはジャンプの勢いを使ってシュートするのがおすすめです。
ボールの位置は胸のあたりからシュートしたほうが、肘のパワーを使えるのでよくボールが飛びますよ。
プラス、ジャンプと同時にシュートをすれば届かなくて悩んでいた人も届くようになりますよ。
バスケ初心者女子が知っておきたい(ツーハンド)シュートのコツ!
バスケを始めたからには、練習や試合で早くシュートを決められるようになりたいですよね。
ここでは私が今までシュートで意識してきたこと、私の中でこれがシュートのコツと思うものを特にツーハンドシュートをする方に向けて紹介していきます。
シュートはワンハンドシュートとツーハンドシュートがあり、ワンハンドの方が片手でコントロールできるため力が分散しないのでシュートか確率が良いと言われています。
ですが私が今までずっとバスケをしてきてツーハンドで3ポイントシューターとしてやってきましたし、私の周りではワンハンドの人とツーハンドの人とシュート確率の変わりはありません。
確かにバランスを崩した時にはワンハンドの人の方がシュート確率は良いかもしれませんが、普通の真っ直ぐのシュートの場合はその人がどれだけシュートに磨きをかけるかで決まってくるので、無理にワンハンドにする必要はないと思いますよ。
体の重心は真っ直ぐ
重心が固定されずにぐらぐら、体がどちらかに傾いている、前のめりになりすぎ、背中をそりすぎるとパワーがボールにボールからリングに伝えるのが難しくなります。
なのでボールにパワーが伝わるように重心は真っ直ぐにしましょう。
NBAや実業団の試合を見るとバランスを崩しながらのシュートを見るかもしれませんが、あれは体幹がしっかりしていてバランスを崩してもボールにパワーを伝えられる姿勢をキープできる人たちなので、始めは基本の真っ直ぐの姿勢をとるように意識しましょう。
真上にジャンプ
先ほど伝えたように体を真っ直ぐにしたほうがパワーがボールに伝わりやすいのと同じで、シュートをするときは前でも後ろでもなく真上にジャンプします。
前にリングがあるからと前に向かってジャンプするとバランスが崩れたり、自分が狙っていた場所にボールが飛んでいかないことがあります。
真上に飛ぶことで自分のいるところからリングまで距離感が変わらないので、自分のイメージ通りにシュートし飛距離の感覚を覚えることができます。
始めたばかりの方は特にジャンプは真上にしてシュートを狙うようにするとシュートも安定してきますし、距離感も掴めるようになってきますよ。
膝をしっかり曲げる
腕の力だけでシュートしていると思っている方も多いかもしれませんが、特に始めは膝の屈伸のパワーも大事になってきます。
なぜかというと膝を曲げて伸ばすことでパワーがボールに伝わりやすく腕や手首だけでシュートするよりも飛距離が伸びるので、肘と膝を同時に使うことでリラックスした状態でシュートすることができます。
なのでボールがリングに届かないからといってボールを頭の横から投げる必要はなく、体の使い方さえ分かってくればボールにパワーが伝わるようになりシュートの距離を伸ばすことができます。
スクワットするほどは曲げる必要はないですが、10cm〜15cmくらい膝を曲げるのがいいと思います。
ボールを固定する
ボールを固定するというのは、シュートする時にボールを顎のあたりでしっかり構えてブレないように固定することです。
ツーハンドシューターの方に特に意識してもらいたいことで、私も練習でいつも意識してシュートするようにしていました。
シュートをする時に思わずボールの勢いを出すために、ボールを構えている位置より若干下に下がってからシュートするのをよく見ます。私もそうやってたのでよくわかります。
ですがこれをやるとシュートがブレてしまうので、シュートの確率が下がってしまいます。
ボールを固定したところから動かさずに、膝や肘、手首のバネを使ってシュートするようにすると狙ったところにシュートしやすくなりますよ。
これは慣れるまでいつも意識しないと気づいたらボールがブレブレになっているので、常に意識してシュートしましょう。
手首指はリラックス
手首指はリラックスというのは全く力を入れないということではないのですが、ガチガチに力を入れているよりも力がボールに伝わりやすいのと、ツーハンドの場合は両手から同じ分だけのパワーが出しやすくなります。
さらにリラックスしている方が疲れも少なくストレスが少ないです。
力が入りすぎていると気づいたら体全体をリラックスさせるために、体を揺すって腕から指までぶらぶらと力を抜いてみましょう!
リラックスしたほうが断然綺麗なシュートが打てるようになりますよ!
両手が同じパワーになるように意識
先ほどお伝えしたようにツーハンドは両手でボールを持ち、両手からシュートするので右手と左手から同じ量のパワーをボールに伝える意識をしなくてはいけません。
私は右利きなので意識をしていないとどうしても右が強くなってしまい、真っ直ぐボールがリングに行かないことが多くありました。
なので最初のうちは利き手じゃない方の手の力を少し強めに意識をしてシュートの練習をするとバランスが取れると思います。
練習をたくさんして自分のバランスを見つけましょう!
シュートにアーチをかける
バスケの試合を見てもわかるようにシュートは真っ直ぐではなく円を描くようにアーチがかかっています。
自分がいるところから真っ直ぐリングにボールを投げても、リングに当たって跳ね返ってきてしまいますよね。
バスケのリングは私たちの身長よりも上にあり、真上もしくは斜めからでないとボールがリングに通過しないので、アーチのあるシュートをする必要があります。
私がフリースローを打つときは、時計の針で言うと11時か1時くらいの角度に腕がきます。
そうするとアーチがかかり距離感が合っていればリングに触れることなく綺麗にボールがリングを通過しますので、どのくらいの角度でシュートを放てばいいのかわからない方はまずは時計の11時、1時の角度を意識してみてください。
バスケ初心者女子がシュートが上手くなるための練習方法!
シュートがうまくいかずに悩んでいる人も多いと思うので、ここではシュートを上達するために私がやってきた初心者にもできる練習について紹介していきます。
- ひたすらシュートを打つ
- ビデオでシュートフォームの確認
- ボールなしでステップや腕の動きの確認
- 寝ながらシュート
できれば早くシュートがよく入る選手になりたいですよね。でもどんな練習をすればいいのかわからない人もいるでしょう。
私は今から紹介する練習を続けてシュートの確率を上げてきたので、みなさんにも役に立つはずですのでぜひ1ヶ月だけでもいいので試してみてください!
自分のシュートフォームやシュートのしやすさなど、変化に気づくと思いますよ。
ひたすらシュートを打つ
シュートの確率を上げたいなら、シュートを打ちまくるというのが1番です。
ただし正しくないフォームでたくさん打っても意味がなく、シュートが入る正しいフォームでシュートを打つ必要があります。
シュートフォームはチームで教わると思うので、その教わった形を忘れずに何度もそのフォームで体に染みつくまでシュートをしましょう。
始めはリングから離れたシュートは難しいかもしれないので、近くからでも大丈夫です。
無理してフォームを崩してまでリングから離れるよりも、正しいフォームで自分の届く位置からシュートの練習をしましょう!
最初はシュートをするだけでもかなりのパワーが必要になってくるので、100本からでもいいと思います。
それを毎日やって、次の週は150本など徐々に増やしていくといいと思います。
ビデオでシュートフォームの確認
先ほどもお伝えした通り、正しいシュートフォームでシュートの練習を繰り返す必要があるので、たまにシュートフォームが崩れていないか自分で確認をすることをおすすめします。
仲間にケータイなどで自分のシュートを撮影してもらい、教えてもらったこととやり方が間違っていないか見てみてください。
何度も練習していると自分流になってしまい、言われたことと違うことをやっていたりします。
NBA選手や実業団の選手などは自分のやり方を経験から作り出しているかもしれませんが、初心者はまず言われてことを正確にやって基本的なフォームを体に覚えさせましょう!
ボールなしでステップや腕の動きの確認
ボールに慣れていないと体の動きとボールを扱うという2つの動きを一緒にやるのが難しく、シュートも体の動きもどちらも正しくできないことがあると思います。
正しい動きとシュートフォームそれぞれを確認するために、ボールを一度置いて何もない状態で動くのもいいと思います。
そうすれば慌ててシュートしたりバタバタと動くこともないので、1度それぞれの動きを分けてやってみてください。
動きやフォームがボールなしで正しくできるようになったら、ボールを使って練習してみましょう。
寝ながらシュート
これは家でもできる練習で、仰向けに寝た状態で天井に向かって真っ直ぐボールをリリースする練習です。
これは私が部活に入っていた頃にやっていた練習でもあり、家でもどこでも寝っ転がれる場所があればどおでもできるのでおすすめです。
さらにこれを続けているとツーハンドの方は、両手で真っ直ぐ天井に向かってボールを投げようとするので、自然と両手が同じぶんだけの力を使おうとします。
真っ直ぐシュートができる練習にもなりますし、両手のパワーバランスの練習員もなり、ボールさえあればどこでもできる練習なので便利ですよ!
まとめ
早くシュート上手になりたいですよね。私もずっとそう思っていたのでよくわかります。
でもあまりストレスを感じないでください!最初はできないことだらけなので、1つ1つクリアしていきましょう!
正しいフォーム、姿勢でシュートをたくさん打てば打つほど上手になっていくので、身につくまでたくさんシュートをしてください。
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
練習頑張ってください!